ケープタウン(南アフリカ) comunica | 2014年12月25日 2014年12月25日 早朝、ケープタウンに到着。光が美しい。 今までのアフリカと異なりヨーロッパの雰囲気が漂う。 街からすぐのところにテーブルマウンテン(標高1,087メートル)が迫っている。日本でいえば神戸のようだ。朝は雲のテーブルクロスがかかっていたが、一瞬取れてテーブルの上の平らな部分を見ることができた。 ツアーは「喜望峰観光とアザラシ島&ペンギンコロニー訪問」。久しぶりにまともな観光だった。バスは冷房がきいていたし、トラブルもなく時間通りに戻ってきた。トイレもきれいだった。 インド洋が終わり、大西洋に入った。アフリカの大西洋側には南極からの寒流が流れていて、アザラシ・ペンギンが渡ってきているとのこと。 ケープタウンの南にケープ半島があり、その突端が喜望峰。途中のハウト湾の波止場よりアザラシ島に遊覧船で出かけた。アザラシは小さな島にひしめき合っていた。 アザラシ島からの景色もケープタウンからの山と似ていた。大昔、海底の大地が隆起してそれが雨などで削られてできたものとのこと。山に地層がくっきりと見えていた。 ハウト湾の波止場には露店のお土産屋さんが並んでいて、ダチョウの卵に絵付けしたものを売っていた。 「アフリカの南端」喜望峰(実は最南端は別にあるし、ケープ半島の南端はケープポイントと言って別にある)。でも、喜望峰が有名だ。ケープポイントからの喜望峰はまるで絵葉書のように美しかった。 ペンギンコロニーは民家のすぐ傍にあった。動きが緩慢でかわいい。卵を温めているペンギンもいた。 南アフリカまでの間に、アパルトヘイトに関する講演を何回か聴いた。ネルソン・マンデラの功績とその後に続く大統領の不甲斐なさを。現在黒人の失業率は35%近いことも。それに伴い不満が犯罪に繋がっていることを。ただ、今回の観光ツアーの中ではそれらを実感することはできなかった。