国際センターの交差点の名前は「泥江町(ひじえちょう)」です
国際センターのある桜通と江川線が交わる交差点の名前は「泥江町(ひじえちょう)」です。とても「ひじえちょう」とは読めませんよね。
昔、泥の深い湿地帯であったところからつけられたそうです。
国際センターの南西の地域が泥江町だったが、1977年に中村区名駅一丁目・三丁目・四丁目に編入されて、泥江町は消滅しています。
現在、泥江町という名前は交差点にのみ残っています。


国際センター前の案内板にも「泥江町」と記されていて、高速道路の下の道路は「江川線」と表記があります。
江川は堀川と平行して流れていた。庄内用水の東井筋とも呼ばれ、農業用水として熱田新田などの灌漑に使われたということ。江川は今は暗渠となっています。江川の上の道路が江川線です。
江川も道路の名前で残っています。


「泥江町」も「江川」も実体はなく、名前のみが残るだけ。
コムニカのある那古野ビル南館1階のファーマシーには「泥江店」とあります。いろいろ探してみましたが、「泥江」の名前はここしか見つけられなかった。
できるだけ謂れのある名前は残しておいて欲しいと思う。