秋の初めの花たち(10月上旬)
10月なのに、まだまだ昼間は暑い。そんな中でも路端の花に秋を感じたい。


彼岸花(ヒガンバナ)
秋のお彼岸の頃に咲く彼岸花、別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。
毒々しいほどの真っ赤が秋を感じさせてくれる。
今年は暑さが長いせいか10月になってもまだ咲き誇っている。
赤に混じって、白い彼岸花も。


ヤブラン
紫色の花が清楚な美しさ。藪に生え、葉の形がランに似ていることからこの名前になったとのこと。繁殖力が強く、どんどん広がっている。江川線の歩道緑地は、このヤブランで埋め尽くされようとしている。でも可愛くていいのだけれど。
木芙蓉(もくふよう)
那古野の住宅脇にある木芙蓉。夏から秋にかけて白やピンクの大きな花を咲かせる。濃いピンクの大きな花が存在感を出している。


カンナ
カンナはもともと熱帯地方の多年草でコロンブスが新大陸を発見したときにヨーロッパにもたらされたものらしい。学名「Canna」は葦という意味のラテン語が語原。カンナの茎が葦のように空洞になっていることに由来。赤や黄色、オレンジなどの色鮮やかな花が夏から秋にかけて咲く。江川線の歩道緑地のカンナの孤高のオレンジが鮮やか。
ムラサキシキブ(紫式部)
紫色の果実が美しい。秋が深まるにつけ紫が濃くなるとのこと。
Googleレンズで調べたところ、写真はコムラサキらしい。
実が鈴なりになって見事だ。


ざくろ
ザクロは赤い肉厚な6枚の花びらで、ガクは筒状で大きく膨らんで果実となる。
都会の花壇でも小さな実がなっている。とても食べられそうもないけど。
蚊連草
コムニカ花壇の蚊連草も、この夏の暑さに負けず何とか緑を保っている。
蚊連草のおかげか、夏が暑すぎて蚊が元気がなかったせいか分からないが、今年は事務所で蚊に刺されることはなかった。
夏が長くなり、秋はすぐに終わってしまいそうだ。秋の花をもっと楽しみたいと思う。