カヤオ(ペルー)その3 comunica | 2015年2月2日 2015年2月2日 4日目 クスコ観光 標高3,400mにあるインカの都クスコ。相変わらず空気の薄さを感じる。深呼吸を心がける。 丘からクスコの街を見下ろす。屋根が美しい。 インカの都としてクスコはピューマの形に作られた。 ピューマの頭の形のところにあたるサクサイワマン遺跡。 サクサイワマン遺跡は、大きな石(最大のものは361t)をジグザグに組み合わせ、3段重ねた要塞と考えられている。スペイン侵略後破壊されたが、大きな石は壊すことができなかったとのこと。 インカの神殿を壊して、ラ・コンパーニア聖堂が建てられた。 また、インカの神殿の中心「太陽の神殿」は、現在もサントドミンゴ修道院になっている。ただ石組みはそのまま残っている。窓は台形。石の間は剃刀も通さない。地震の際、修道院は崩れたが、インカの石組みはびくともしなかったとのこと。 ガイドのアウキさんは、「クスコの人は一応キリスト教になっているが、精神的にはインカが強く残っている」と話していた。 クスコの通りには、インカの時代に作られた精巧な石組みの石壁がある。 12角の石は代表的なもの。 文字・鉄・車輪・弓がなかったというインカ。素晴らしい建築技術。何が文明的か、一律的な価値観で判断しがちだが、多面的なものの見方の必要性を思う。 クスコのあちこちに、民族衣装を着て、アルパカを連れて写真を撮らせるおばさんがいる。アルパカはとっても可愛い。 ペルーのお酒は、トウモロコシを原料にした「ピスコ」、それをレモンと炭酸で割ったピスコサワー。アルコール度数が強い。 お茶は、「コカ茶」。これを飲むと高山病になりにくいそうだ。ただドーピングの対象になり、国外持ち出し禁止。