リオデジャネイロ(ブラジル) comunica | 2015年1月7日 2015年1月7日 9日間にわたる大西洋横断を経て、ブラジルのリオデジャネイロに到着。 大都会!曇っていて、遠くのコルコバードの丘のキリスト像は霞んでいた。 リオのツアーは観光ではなく、「ファベーラ(スラム)に響く未来へのリズム」現地の人との交流を選択。 観光客は足を踏み入れてはいけない、と言われているスラムを訪れるというもの。ピースボートならではの企画。 世界で最も貧富の差が大きい国のひとつ、ブラジル。リオには、仕事を求めて地方からやってきた人たちが「空いている」土地に住み着いて作られた「ファベーラ」と呼ばれるスラムがいくつもある。 ファベーラのひとつ、ビガリオ・ジュラウ地区を訪れた。2年前のツアーでは、カメラを構えたら、ピストルを向けられたこともあると脅された。地区に入るとこちらが緊張しているためか空気が張り詰め、ドブの匂いが漂っていた。 訪問先は、貧困と犯罪の悪循環を音楽やダンスで断ち切ろうとしているNGO「アフロヘギイ」の文化センター。 ぞろぞろと歩いていくと、子供たちがついてきた。文化センター内と、NGOの人が「ここは大丈夫」と言われた場所でのみ写真を撮った。 子供たちは無邪気で元気だ。 「アフロヘギイ」の若者たちのリサイクル打楽器(石油缶・ドラム缶など)演奏を聴く。聴くというよりもリズムに酔うといったほうがいいかな。 その後、太鼓を一緒に叩いたり、ダンスをしたりの交流を行った。 怖いイメージしかなかったスラムだが、そこで活動しているNGOの実績を知り、子供たちの可能性は同じようにとっても大きいことを感じることができた。 最後に「幸せなら手をたたこう」を歌った。言葉のわからない現地の人たちも一緒に手をたたいたり、足を鳴らしたりしてくれた。音楽は世界を結んでくれるね。