荒れる海 comunica | 2014年12月22日 2014年12月22日 喜望峰が近づいて、船の揺れが激しくなってきた。 小刻みに揺れ、大きく傾き、時には、大きなものにぶつかったような「ドーン」という音もする。 南半球は北半球に比べ、海の割合が多く80%以上が海。特に南緯50度から60度は99%が海。遮るものがないと海は荒れるのだそうだ。 南半球の南の海域を、「吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度」と呼ぶとのこと。 喜望峰は南緯35度あたりだけれど、相当に海は荒れている。 船の揺れが大きくなると、階段に「ゲロ袋」が設置される。