ポートルイス(モーリシャス) comunica | 2014年12月13日 2014年12月13日 南国のリゾートで有名な、沖縄よりちょっと大きな島国、モーリシャス。国の人口130万人。ポートルイスの人口15万人。 長かったインド洋航海を終え、久しぶりの陸地。 船の入港するポート(桟橋)には、小さなテントがあるだけ。もしかしてwifiが繋がるかもという期待は外れた。 でも、上陸時には歓迎の踊りがあった。ここでのツアーは「モーリシャスの歴史探訪」。 18人乗りのマイクロバスで出発。いたるところ南国の花・実が一杯。 モーリシャスは多民族国家。それを象徴する中国系関羽を祀ったチャイニーズ・パゴタ、イスラム教のジュマ・モスク、そしてヒンズー教のケラーソン・タミール寺院を訪れた。 モーリシャスは、元々は無人島、大航海時代にオランダが、そしてイギリスが、またフランスが支配する。公用語はフランス語。イギリスの統治時代の丘の上のアデレート砦に登る。砦からはポートルイスが一望できた。 次に世界遺産アープラヴァシ・ガート(ヒンズー語で「移民の家」)へ。これが世界遺産かと思うほど、とっても地味。奴隷解放後、インドから労働者が連れて来られ、一応の契約関係を結んだ形でサトウキビ農園に送り込まれた。そのときの船から降りてサトウキビ農園に送り込まれるまでの中継場所がアープラヴァシ・ガートで世界遺産に登録されている。 モーリシャスの人口の70%はインド系。このときに労働者としてきた人が多い。 最後に砂糖工場に行き、工場のレストランで昼食。オープンなレストランで、南国の鳥も飛んできていた。直射日光の下はとっても暑いが、日陰は爽やかだった。 砂糖工場の売店で、サトウキビから作った「ラム酒」を購入。お湯割りで飲んだが、ほのかに甘みがあって最高にうまい!!