micro:bit用の:MOVEminiというキットを使って、ミニバギーを作りました。micro:bitよりひとまわり大きめのボードにmicro:bitを取りつけて、それを組み立てたバギーにセットして動かします。
緑の小さな箱に入っています。
このキットにはバギーのパーツと、micro:bitに取り付けるボードが入っていますので、手持ちのmicro:bitを取り付けて動かします。micro:bitを持っていないよ、という人は、このキットとは別にmicro:bitも購入しなければならないのでご注意を。パソコンとmicro:bitをつなぐマイクロUSBケーブルも必要です。
中身をとりだすと、こんなパーツが入っています。
組み立て方やプログラムが載った説明書は、全部英語です。図解されているので、読めなくてもなんとかなるか、という感じです。
脱着し辛いマイクロUSBをどうする?
最初は、ボードにmicro:bitを取り付けて、オンラインエディタでプログラムを作り、ボードのLEDを光らせる、ということをします。おそらく、ちゃんとつながっているかのテストを兼ねているのかな、と。
早速、ボードに取り付けたmicro:bit
この時にネジを締めすぎに注意、ということなので、かなーり緩めに装着。(これがあとで困った事態になるのですが)
そして、ちょっと不便というかやり辛いのが、パソコンと繋いだmicro:bit側のUSBの取り外しです。PIXEL3のパーツに当たってしまい、なかなか脱着が出来ず、グリグリやっていると破損してしまいそうになります。
なので、当たる部分を、ラズパイのケースを削った時と同じように、カッターで削っちゃいました。100均のケーブルなのでなせる技……。
注意しながら少しずつ斜めに削って、差してみると、楽〜に出来ました!
削る方は本体を痛めないように注意して、自己責任でどうぞ〜。
(写真は、バギー組み立て後)
servoモーターが回らない!という時に確認すること
LEDを光らせた後は、servoモータを取り付けてプログラムを作り、回るかをテストするのですが
txt_mid_bold 回らない……。
シュミュレーターではちゃんと動いているので、プログラムは間違っていないようです。
ボードの電源をオンにした時に、一瞬回るので、モーターが壊れているわけでもなさそう。なぜ???
調べてみると、このservoモーターは3V必要なので、USB(パソコン)からのパワーでは回りません、電池の方で動かしましょう、とのこと。
USBケーブルをパソコンから抜いて、電池で動かしても回りません。
電池が古いとパワーが足りなくて回らないという情報もありましたが、電池は新品。
うーん。LEDはちゃんと光ったので、ボードやモーターが不良でもなく、プログラムも間違っていない、となると一体なぜ??
そして、ふとmicro:bitをみると、ゆるーく取り付けられたビス。
……もしやこれ?
としっかりと締めてみると、モータが動きました!
ビスは、締めすぎない程度にしっかり締めないと接触が悪くなって、動かないのです。(工作初心者丸出しの失敗……)
servoモーターが動かない時に確認することのまとめ
- 電池で動かす
- 電池の残りは十分か
- ビスはしっかり締める
慣れた人には当たり前のことだと思いますが、初めて挑戦する方は、重要なポイントかも?
モーターが動かずつまづいたものの、あとの組み立てはほぼ順調に進んで、完成!
まっすぐに走ってくれないのは初めて組み立てたバギーのご愛嬌。
Bluetoothアプリを使ってリモートコントロールしたり、無線機能を使ってもう一つのmicro:bitから操作することも可能らしいので、またそちらにもトライしてみたいと思います。