2012年

始まりは、
俳優館公演。
チェーホフ作・鐘下辰男演出による「三人姉妹」
に出演しました。
軍医チェブトイキン役。ロシアの風土、分からない…。「喜劇」?分からない…。
わからないことだらけ。その上、演出の仕方も刺激的…。
面白い劇創りでした。その上、沢山のお客さんにきていただいて、幸せでした。
2月2月3日~11日、愛知県芸術劇場小ホール。

☆4月7日(土)8日(日)には、<演劇グループ“ZERO”「末摘花」
作=北条秀司/演出=岡田一彦(愛知芸術劇場 小ホール)
昨年の講談師が好評だったのか、再び、講談師。前座として『源氏物語とは』と称して、30分ほど解説をしました。自分自身も、知らない人がいない「源氏物語」について、知らなかったことを沢山知りました。これも、芝居の魅力の一つですね。

☆8月11-12日には、恒例・平演会第29回公演は、『FUKUSHIMA~原発のウソと真実』でした。私・なかとしおの作・演出。(名古屋市東文化小劇場)
昨年3月11日、忘れもしない日をテーマに、名古屋から見た、劇発事故を描きました。
現在進行中の事態を、時々台本を修正しながらの舞台化でした。
我々にとって、”3.11”とは何だったのか。
我々は、変わったのか、変わらなかったのか、
日本の社会は変わったのか、変わらなかったのか、
我々は、収何をするのか、しないのか、
存在意味が問われる状況になっていると思います。

☆11月23日(祝)~25日(日)には、私の演出で、遊楽演公演。公演でした。井上ひさし作『頭痛肩凝り樋口一葉』。女性ばかりの遊楽演にふさわしい作品でしたが、難しい稽古でした。明治時代、着物の着方、当時の小道具、所作等々、四苦八苦していた、わが女優たちでした。しかし、よく頑張りました。

☆12月1(土)2日(日)には「「ひらき座」☆公演。私の書き下ろし台本で、「ガリバーがやってきた!」。増原台本と違って困るぅといいながら、ちゃんとひらき座らしく料理してしまった舞台でした。楽しい劇団です。