第37回公演「ほうせん花Ⅲ~記憶と継承~」

ついに、韓国光州で、初の海外公演!を大成功させました!

と き  2024年2月24日(土)15時
ところ  ピッコウル市民文化会館

第36回公演「ほうせん花2022」をベースに、更にその後の動きも反映させた「ほうせん花Ⅲ」として上演,
超満員の観客が、幕切れだけでなく、劇途中でも、スタンディングオベーション! という、歴史の残る感動的な舞台となりました。
財政的にも、クラウドファンディングも含めた、カンパ活動がほぼ目標通り達成しました!

第36回公演「ほうせん花2022~つなぐ  記憶と継承~

台本・演出:なかとしお

2022年9月10日(土)14時
       11日(日)11時 15時
名古屋市公会堂 大ホール

2003年第20回公演「ほうせん花」続編として、約20年ぶりの公演。

名古屋での朝鮮女子勤労挺身隊裁判の3回にわたる敗訴、
韓国光州での同裁判の3回にわたる勝訴、
その経過をめぐる、原告ハルモニたちや支援する会の姿、
被告日本国及び三菱重工業の対応、
それらを事実の沿って、丁寧に描いたドキュメント劇として、大好評でした。

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第35回公演「語りたい 語れない ~1949年のぞう列車~」

原案:小出隆司 台本・演出:なかとしお
とき 2019年12月20日(金)18:30
           21日(土)11時 15時
           22日(日)11時 15時
ところ 名古屋市昭和文化小劇場

絵本「ぞうれっしゃがやってきた」では、全く語られていない事実が浮かび上がります。ぞうれっしゃは、実は1949年を境にその姿を消し、翌年以降全く走っていないのです。
それは、何故なのか。
前作に続いて「ぞうれっしゃ」にまつわる真実を描き、
戦後史の闇と謎に迫る舞台となりました。
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第34回公演「劇版 ぞうれっしゃがやってきた」

原作・小出隆司/台本演出・なかとしお/音楽・藤村記一郎
と き  2017年8月5日(土)6日(土)
ところ 名古屋市芸術創造センター

絵本(小出隆司作)や合唱曲(藤村記一郎作曲)で有名な「ぞうれっしゃ」には、未だに描かれていない謎がありました。

名古屋・東山動物園の二頭のゾウは、なぜ戦争のさなかに生き延びることができたのか?
なぜ「ぞうれっしゃ」が走ったのか?

総勢100名近くのキャスト・合唱団で、真の平和を願っての渾身の舞台で、今年開園80周年をむかえる東山動物園の歴史に秘められた、二つのナゾに迫りました。

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第33回公演「化石山」

「化石山」作・ 野崎佳史/演出・なかとしお
と き  2016年9月16日(金)17日(土)
ところ 東文化小劇場
入場料  一般2000円 / 中高校生500円

岐阜県瑞浪市にある「化石山」。そこには、戦時中に作られた地下壕の跡があります。
それは、太平洋戦争末期に強制的に連行された中国人たちの犠牲のもとに掘られた地下軍需工場です。

観客の皆さんに、その歴史的事実を知ってもらい、日中友好がますます発展するよう、参加者一丸となって舞台づくりに励みました。

第32回公演「うさぎパンの島のシュプレヒコール」

「うさぎパンの島のシュプレヒコール」作・ 前川達次郎/演出・狩野恭光
と き  2015年8月8日(土)9日(日)
ところ 東文化小劇場
入場料  一般2000円 / 高校生1000円 / 小学生500円

第31回は、大飯原発の立地する福井県のおおい町大島地区に生きる人たちの苦悩を描きました。
32回も引き続き、瀬戸内海祝島を舞台に、原発が引き起こす深刻な問題をえぐりました。

実行委員会で上演した『勲章の川』から始まって、30年余。
平演会は、平和や戦争の問題にとどまらず、環境問題や教育問題など、広く今の日本が抱える課題や問題を芝居を創リながら考えようと活動して来ました。

戦争する国へと180度転換することが是か非か、日本の国家の在り方が大きく問われ、国民みんなが真剣に考え、行動することを迫られています。

第31回公演
 『ニソの杜~原発のあるまちの物語~』

 
前川達次郎
演出
なかとしお
公演日
2014年8月16日(土)14:00/18:00
       17日(日)11:00/15:00
公演場所
愛知県芸術劇場小ホール
入場料
一般2000円 / シルバー1500円 / 高校生以下1000円 
(当日300円増)

大飯原発の立地する福井県の大島大島。
そこに「ニソの杜」という小さな森が多数点在しています。
それは、大昔の墓所であり、また家の先祖を祀る神社でもあったらしく、
柳田国男が、この「ニソの杜」こそ日本の神社の原型であるという学説をたてたほどです。

今年の舞台は、古来その「ニソの杜」を祀ってきたまちが、原発開発によって、賛成派反対派に分断されている現状を背景に展開されます。
3.11以降から3年、安全神話が復活し、再稼働が叫ばれる今日の状況を考える舞台です。

実行委員会で上演した『勲章の川』から始まって、30年余。
平演会は、平和や戦争の問題にとどまらず、環境問題や教育問題など、広く今の日本が抱える課題や問題を芝居を創リながら考えようと活動して来ました。
愛知には、平演会と同様に平和や核の問題を舞台化してきた「反核舞台人の集い」があります。
今年は、はじめて二つの団体が共同して、舞台を創ります。

30年記念第3弾!第30回記念公演
『平和のかけ橋~ピースあいちを知っていますか~』


栗木英章
演出
なかとしお
公演日
2013年8月24日(土)14:00/18:00
             25日(日)11:00/15:00
公演場所
名古屋市千種文化小劇場
入場料
一般2000円 / 高校生1000円 / 中学生500円 (当日300円増)

ご存じですか。
名古屋市名東区地下鉄一社駅を降りて、北へ歩くこと10分。
戦争と平和の資料館「ピースあいち」が建っています。
ここには、終わってからもう70年近くも経つ「15年戦争」の生々しい遺品などが展示されています。
この公演は、このピースあいちを舞台に展開されました。

実行委員会で上演した『勲章の川』から始まって、30年余。
平演会は、平和や戦争の問題にとどまらず、環境問題や教育問題など、広く今の日本が抱える課題や問題を芝居を創リながら考えようと活動して来ました。
今年は改めて、あの戦争の我々に残した意味を問いなおしてみたいと舞台を創りました。

30年記念第2弾!第29回公演
『FUKUSHIMA~原発のウソと真実』

作・演出
 なかとしお
公演日
 2012年8月11日(土)14:00/18:30
        12日(日)14:00
公演場所
 名古屋市東文化小劇場
入場料
 一般   2000円
 高校生  1000円
 中学生   500円
 (当日 300円増)

昨年3月11日、忘れもしない日です。 あれから、1年が経とうとしています。 日本に住んでいて、いや世界中のどの人にとっても、 無関係の人はいないでしょう。
皆さんにとって、”3.11”とは、何だったのでしょうか。
収束も何も見えない現実が進行中です。
本番まで、何が起きても不思議ではないのですが、
その状況下、私たちは何をするのか、しないのか、
精一杯原発事故の事実と向き合って舞台を創りました。

この上演を通じて、改めて、21世紀に生きる私たちにとっての「核と原発」を
考えることができていたら…、そんな思いで幕を閉じました。

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30周年記念第1弾 第28回公演
 『はたち』


 南部宙平
公演日
 2011年8月27日(土)14:00/18:30
        28日(日)14:00
公演場所
 名古屋市名東文化小劇場
入場料
 一般   1500円(当日1800円)
 中高生  1000円(当日1200円)

皆さんにとって、”はたち”とは、どんなイメージですか? 成人? おとな? 一人前? ・・・ いずれにしても「さあ、これからだ!」「がんばるぞ」 「しっかりしなきゃ」等々、でしょうか。
ところが、あの戦争の真っ只中にあった青年たちにとって、
”はたち”は、まったく違う意味だったのでした。

隣国では、一触即発の状態が現実化し、
日本では過去のものとなった「防空壕」が生きています。
それに比して日本では、戦争のかけらも周りにない・・・のでしょうか。

平演会が20年前、第8回公演として舞台化した、
平演会会員だった故・南部宙平さんの、
自身の体験を元にした台本の再演。
この上演を通じて、改めて、
21世紀に生きる私たちにとっての「戦争と平和」を
考えたのでした。

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