第31回公演
 『ニソの杜~原発のあるまちの物語~』

 
前川達次郎
演出
なかとしお
公演日
2014年8月16日(土)14:00/18:00
       17日(日)11:00/15:00
公演場所
愛知県芸術劇場小ホール
入場料
一般2000円 / シルバー1500円 / 高校生以下1000円 
(当日300円増)

大飯原発の立地する福井県の大島大島。
そこに「ニソの杜」という小さな森が多数点在しています。
それは、大昔の墓所であり、また家の先祖を祀る神社でもあったらしく、
柳田国男が、この「ニソの杜」こそ日本の神社の原型であるという学説をたてたほどです。

今年の舞台は、古来その「ニソの杜」を祀ってきたまちが、原発開発によって、賛成派反対派に分断されている現状を背景に展開されます。
3.11以降から3年、安全神話が復活し、再稼働が叫ばれる今日の状況を考える舞台です。

実行委員会で上演した『勲章の川』から始まって、30年余。
平演会は、平和や戦争の問題にとどまらず、環境問題や教育問題など、広く今の日本が抱える課題や問題を芝居を創リながら考えようと活動して来ました。
愛知には、平演会と同様に平和や核の問題を舞台化してきた「反核舞台人の集い」があります。
今年は、はじめて二つの団体が共同して、舞台を創ります。

30年記念第3弾!第30回記念公演
『平和のかけ橋~ピースあいちを知っていますか~』


栗木英章
演出
なかとしお
公演日
2013年8月24日(土)14:00/18:00
             25日(日)11:00/15:00
公演場所
名古屋市千種文化小劇場
入場料
一般2000円 / 高校生1000円 / 中学生500円 (当日300円増)

ご存じですか。
名古屋市名東区地下鉄一社駅を降りて、北へ歩くこと10分。
戦争と平和の資料館「ピースあいち」が建っています。
ここには、終わってからもう70年近くも経つ「15年戦争」の生々しい遺品などが展示されています。
この公演は、このピースあいちを舞台に展開されました。

実行委員会で上演した『勲章の川』から始まって、30年余。
平演会は、平和や戦争の問題にとどまらず、環境問題や教育問題など、広く今の日本が抱える課題や問題を芝居を創リながら考えようと活動して来ました。
今年は改めて、あの戦争の我々に残した意味を問いなおしてみたいと舞台を創りました。

30年記念第2弾!第29回公演
『FUKUSHIMA~原発のウソと真実』

作・演出
 なかとしお
公演日
 2012年8月11日(土)14:00/18:30
        12日(日)14:00
公演場所
 名古屋市東文化小劇場
入場料
 一般   2000円
 高校生  1000円
 中学生   500円
 (当日 300円増)

昨年3月11日、忘れもしない日です。 あれから、1年が経とうとしています。 日本に住んでいて、いや世界中のどの人にとっても、 無関係の人はいないでしょう。
皆さんにとって、”3.11”とは、何だったのでしょうか。
収束も何も見えない現実が進行中です。
本番まで、何が起きても不思議ではないのですが、
その状況下、私たちは何をするのか、しないのか、
精一杯原発事故の事実と向き合って舞台を創りました。

この上演を通じて、改めて、21世紀に生きる私たちにとっての「核と原発」を
考えることができていたら…、そんな思いで幕を閉じました。

2012-omote

2012-ura

30周年記念第1弾 第28回公演
 『はたち』


 南部宙平
公演日
 2011年8月27日(土)14:00/18:30
        28日(日)14:00
公演場所
 名古屋市名東文化小劇場
入場料
 一般   1500円(当日1800円)
 中高生  1000円(当日1200円)

皆さんにとって、”はたち”とは、どんなイメージですか? 成人? おとな? 一人前? ・・・ いずれにしても「さあ、これからだ!」「がんばるぞ」 「しっかりしなきゃ」等々、でしょうか。
ところが、あの戦争の真っ只中にあった青年たちにとって、
”はたち”は、まったく違う意味だったのでした。

隣国では、一触即発の状態が現実化し、
日本では過去のものとなった「防空壕」が生きています。
それに比して日本では、戦争のかけらも周りにない・・・のでしょうか。

平演会が20年前、第8回公演として舞台化した、
平演会会員だった故・南部宙平さんの、
自身の体験を元にした台本の再演。
この上演を通じて、改めて、
21世紀に生きる私たちにとっての「戦争と平和」を
考えたのでした。

2011-omote

2011-ura

平演会第27回公演「みんなのテレビ 」


 本多まゆみ
演出
 前川達次郎
公演日
 2010年8月21日(土) 13:30 / 18:30
      8月22日(日) 14:00
公演場所
 名古屋市名東文化小劇場
入場料
 一般    1500円(当日1800円)
 中高生   1000円(当日1200円)

今年は、「テレビ」が題材でした。今年の作家は、初デビューでした。
平演会ならではの「テレビ問題」を舞台化しました。
はじめは、内容は何も決まっていませんでした。
何度も議論して、
名古屋初の民間放送局CBCの労働争議を取り上げることに
内容が固まり、
稽古の間も台本作りは続き、舞台化しました。
お陰さまで大好評に終ることができました。
ありがとうございました。

telev-omote

telev-ura

平演会第26回公演
 「明日ハレルヤ-怒れる☆ワーキングプアたち-」

台本
 鏡味富美子
演出
 なかとしお
公演日
 2009年8月22日(土) 14:00 / 18:30

      8月23日(日) 14:00
公演場所
 名古屋市名東文化小劇場
入場料
 一般    1500円(当日1800円)
 シルバー 1200円(当日1500円)※60歳以上
 中高生   700円(当日1000円)

100年に1回と言われる「大恐慌」が吹き荒れる今、「ワーキングプア」から這い上がれない人たちがますます苦境にさらされている。 社会的セイフティネットの構築が立ち遅れている現在の日本で、「派遣切り」に象徴されるような非人間的な状況から抜け出すことはできないのか。 平演会初めての劇作家・鏡味富美子氏の作品を通して、未来への展望を探りました。 お客さんは例年よりやや少なめでしたが、真剣に舞台に見入っていただいて、 clownの華やかさに救われた舞台となりました。

2009omote2

2009ura2

第25回公演『グラウンド・ナイン』

台本
  舟橋健一
演出
  舟木淳・なかとしお
公演日
  8月23日(土) 14:00 / 18:30

  8月24日(日) 14:00
公演場所
  名古屋市東文化小劇場
入場料
  一般    1500円(当日1800円)
  シルバー 1200円(当日1500円)※60歳以上
  中高生   700円(当日1000円)

現在ナゴヤドームがある場所は、戦時中、三菱の工場があり、空襲でたくさんの被害を受けた場所。 当時の名古屋軍(中日ドラゴンズの前身)の選手も戦争で特攻になるなど4人の選手が命を落した。 昨年、中日ドラゴンズは日本一にはなったものの、リーグ優勝はできなかった。真の日本一になれ ない理由とは・・・?

2008omote

2008ura

平演会第24回公演
 「がんばれ!日本国憲法-戦後が戦前にならないために」

台本・構成
  なかとしお
演出
  安藤明日香
原作
  「がんばれッ! 日本国憲法」上演実行委員会(横浜)
  「今日、私はリンゴの木を植える」ふじたあさや
公演日
  8月25日(土) 14:00 / 18:30
  8月26日(日) 14:00
公演場所
  名東文化小劇場
入場料
  一般    1500円(当日1800円)
  シルバー 1200円(当日1500円)※60歳以上
  中高生   700円(当日1000円)<p>

いよいよ日本国憲法改定が、射程に入ってきた時代。 その中心テーマは第9条問題です。 直接、憲法改定そのものを観客の皆さんと考えてみました。 劇中には、少し歌があり、朗読もあり、 憲法の初心と歴史を紐解きながらの2時間、 日本国憲法の心を探りました。

2007omote

2007ura

2006年 第23回公演
「ねえ、守ってくれるの、くれないの?」

作・演出 なかとしお
と き   8月19日(土)
     20日(日)
ところ  名古屋市西文化小劇場

第20回公演以降、今年も日本の社会と未来を見据えた作品を考えました。
今年のお芝居は、第9条問題です。直接、憲法改正そのものがテーマではありませんが、
背景として控えています。
国民保護法なる名称の、しかしおよそ国民を保護しない法が作られ、国民のほとんど知られないところで
具体化されていることを知っていましたか?
驚きながら、観て頂いた舞台でした。

2005年 第22回公演 「育子さんの夢」

作・なかとしお/演出・前川達次郎
とき 8月20日(土)2:00/6:30
21日(日)2:00
ところ 名古屋市西文化小劇場

教育問題に挑みました。
教育基本法改正、いじめ、不登校、学力低下、ゆとり教育などなど、問題が山積の教育界。
500名のお客さんと共に、現在の学校の抱える問題を共有できたと思います。
「勇気をもらった」とのアンケートもあり、平演会メンバーも来年がんばる力をお客さんからいただきました。