タヒチの首都パペーテに到着。イースター島に比べてしまうからかもしれないが、都会だ!
久々に歓迎の音楽が迎えてくれた。
南国の楽園。観光地だ。
ツアーは、「タヒチ島観光」。タヒチ島をぐるりと一周する。ガイドさんは日本人。通訳を介してではなく、直接日本語で説明してくれる。またこちらからも、いろいろ質問もできてよかった。
椰子、マンゴー、バナナなど南国の木々が一杯。パンの木は初めて見た。大きなパン木の実が実っていた。年間に200個ほどの実をつけるとのこと。味は芋に似ているらしい。家の庭にパンの木と、バナナの木があれば食べていけるそうだ。
まず訪れたのは、タヒチ博物館。昔の船の模型やモアイのお兄さんにあたるティキなどが展示してある。同じポリネシア文化圏。博物館にあったティキは高さ約3mの木製で、家の守り神とのこと。木製だけでなく、石で造ったものなどもある。
そしてマラエ(ポリネシア伝統の祭壇)、マナ(霊力)を高める儀式をしていたところ。山の懐のホットスポットだ。モアイに似たティキにもマナの霊力を与えていた場所らしい。
続いてバイパヒガーデン(植物公園)。日本では温室の中にあるPagoda flowerなど南国の花々が、普通に咲いていた。公園内を回っていた時、急にスコール。木陰で雨宿りしたがビショビショ。雨に濡れた水蓮は美しかった。
バスに乗り込む時には、もう雨は止んでいた。
島をぐるりと回り、波が激しく打ち寄せる場所に、アラホホの潮吹き穴がある。打ち寄せた波が、溶岩の岩にぶつかり入り込んだ海水が溶岩に空いた穴から逆噴射している。すごい迫力。音もすごい。
そしてパペーテの街が見渡せる、ビーナス岬。
パペーテの街に戻り、マルシェ(市場)に行った。タヒチはフランス領(現在は自治領)のため、公用語はフランス語。なので、市場はマルシェ。花屋さんが大きな場所を占めていた。何故か花束には熊のぬいぐるみが付いていた。
また雨が降ってきたので、カテドラル(教会)で雨宿り。カテドラルのステンドガラスは椰子の木になっていた。
ガイドさんが、「タヒチは観光に来るには素敵なところです。ただずっと住むのは大変。物価が高いから」と言っていた。消費税16%。一般的に物価は、日本の1.2倍ぐらいかな?