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ウシュアイアその1(アルゼンチン)

大西洋をどんどん南下して、南緯54度の世界最南端の街ウシュアイアに到着。
寒い!!風が強い。
ウシュアイアの街の背後には美しいパタゴニアの山々が連なる。
ツアーは、「パタゴニア・トレッキング体験」。パラゴニアの大地、高低差約300メートル、約10キロメートルのトレッキングコースを行くというもの。
防寒対策をして、バスで起点となる山小屋へ。山小屋で湿地帯を歩くための長靴に履き替える。
トレッキングコースは3つの地帯からなっていた。
1. 湿地帯
表面的にはお花や、草があるが下は苔が4メートルも重なっている湿地帯。まるでスポンジの上を歩いているよう。柔らかいところに足を踏み入れ、ひざ下まで入ってしまいガイドに助けてもらっている人も数人いた。長靴が必須な訳。
2. 森林地帯
広葉樹林帯。楡(にれ)の種類とのこと。強い風で倒れている木が多くあった。また、寒いため倒木が朽ちるのに時間がかかるとのこと。冷たく澄んだ空気が、爽快に感じられた。
3. 森林限界より上
寒い地域のため、森林限界が低い。丈の低い灌木と草が少し生えている。氷河から流れてくる川沿いに進む。氷河の水は少し砂が混ざっているそうで、ちょっと白っぽい。

目的地、エスメラルダ湖に到着。ちょっと緑かかった青の美しい湖だ。
目の前にはU字状になったカールに、氷河が残っていた。
振り返って反対側を見ると、そこにもパタゴニアの山々があり、素晴らしい景色だ。
5時間のトレッキングでパタゴニアを満喫!