ナミビアは南アフリカの北東にある国で、日本の国土の約2倍の大きさ、通貨は南アフリカと同じ。鉱物資源と漁業が主産業。私自身事前知識の全くない国。
ツアーは「ナミブ砂漠観光」。アフリカの南部に砂漠のあることも知らなかった。
ウォルビスベイ港から見ると、そこにはもう砂漠が広がっていた。
【砂漠の表情その1】
ところどころに小さな草が見られる。そこに、砂漠の中で何千年も生きるという不思議な奇想天外といわれる巨大植物ウェルウィッチアがある。写真のものは樹齢2000年ぐらいだろうということ。植物分類学では「松」と同じ分類に入るということ。メスの木とオスの木があり、メスの木には松ぼっくりに似た実がついていた。
【砂漠の表情その2】
ムーンランドスケープ。まさに月面世界が広がる。映画「猿の惑星」のロケ地とのこと。
【砂漠の表情その3】
砂丘。さらさらの砂。登ろうとすると足がくるぶしぐらいまで埋もれてしまい、なかなか登れない。四つん這いになって登っている人もいた。砂丘の上にある点が人。
砂漠にはトイレがないので、青空トイレ。また隠れる木陰もない。段ボールでできた囲いがバスに用意してあったので、記念撮影。
砂漠の近くに、ナミビア第2の都市スワコプムンドの街がある。ドイツの植民地時代の面影のある美しい街。
鉱物資源と漁業が主産業の国ナミビア。砂漠ではウラン鉱の採掘。行っているのは中国資本。ウォルビスベイは漁業の港町。港を9キロ拡大予定。それを行うのは中国資本。中国のアフリカ進出は目覚ましい。
ナミビアでアフリカを離れる。アフリカのほんの一部を見ただけだけど、日本では味わうことのできない広大な自然に圧倒された。また、あまりにアフリカのことを知らなさすぎることもよく分かった。