BBC micro:bitで方位磁石を作ってみた comunica | 2018年5月11日 2018年5月11日 今回は、micro:bitで方位磁石を作ってみました。 方位磁石を作るには、JavaScriptブロックエディタの「方角」というブロックを使用します。「方角」ブロックは、方角を0〜359の数で表します。円一周は、ぐるっと360度、小学校の時に使った分度器を思い出すとわかりやすいです。 micro:bitは方角を数値、例えば、0は北、90は東、180は南、270は西……、とLEDに表示します。 micro:bitの地磁気センサー micro:bitには、「地磁気センサー」と言われる地場の向きを判断して方向を求めるセンサーがついていて、それが方角を教えてくれます。 ん? 地磁気センサーって何? と、なんだか聞き慣れない言葉ですが、地磁気センサーは、簡単にいうと電子コンパスです。 スマホにもコンパス機能が搭載されていますが、スマホのコンパスもこの地磁気センサーを使っています。 micro:bitでコンパスを作る時は、最初に地磁気センサーが正確な方角を表示できるように、「調整(補正)」を行うようにします。JavaScriptブロックエディタで、「コンパスを調整する」ブロックを使用することで「調整」が行えます。 地磁気センサーの調整 どう回すの? プログラムを作成後、Micro:bitに接続して、動作させるとmicro:bitには、LEDに「DRAW A CIRCLE」と表示されます。 文字通り、「円を描いてください」ですが、micro:bitをまわせと言われても、どんなふうに回せばよいのかわかりません。 どんなふうにまわせと?円を描けって、どんな円??? ……うーん、としばらく悩んだ結果、こういうことでした。 同じように悩んでしまったアナタ!この動画で解決です! スマホでも、コンパスの表示がおかしい時にやりますね。スマホは「八の字回し」でが、micro:bitの場合は、LEDの光がボールを転がすように周囲をぐるっと一周するように回すのがコツです。 きちんと調整(補正)が終われば、スマイルマークが表示されます。スマイルマークが表示されましたか? このスマイルマーク、もうちょっと長く表示してくれると嬉しいのですが、一瞬なのでお見逃しなく! このプログラムでは、スマイルマークの後に矢印が表示されるようにプログラムしてあります。 「方角」ブロックの他に、「磁力」ブロックのときも、micro bitの地磁気センサーが働くので、この調整(補正)が必要になります。 ちなみに、「コンパスを調整する」ブロックを実行しない場合、最初は、無条件で調整(補正)が行われます。