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マテ茶

南アメリカのお茶と言えば「太陽のお茶・マテ茶」。
アルゼンチンで購入したマテ茶3点セット。
マテの実をくりぬいて作ったカップ。先が茶こしになった金属製ストロー。そしてマテ茶葉。
茶葉は、細かい葉っぱだけでなく茎の部分も細かくして入っている。匂いを嗅いでみた。
古い家に入った時のような匂いがした。
カップに茶葉を入れてお湯を注ぎ、ストローをさして飲んでみた。
熱い!(金属製だから) そして苦い!
養命酒の甘い部分をなくしたような味。
濃いほうじ茶に苦みを加えたような味。
これぞ、南アメリカの茶。
日本に帰ったら、ご馳走します。

マテ茶

マテ茶

バルパライソ(チリ)

「天国の谷」の意、バルパライソ。
アメリカ西部金発掘で一獲千金を目指す人々が、ヨーロッパからマゼラン海峡を越えアメリカへ渡る途中の街として発展。チリ第2の都市。
街並みが世界遺産に登録されている美しい街。家がとてもカラフル。
港の周りだけが平地で、周りは丘陵地帯。急な坂を上るアセンソール(傾斜式エレベーター)が何本もかかっている。
チリは日本と同じように地震の多い国。港には「津波警戒地域」の立札があった。「つなみ」は世界の言葉だ。
ツアーは、「バルパライソ ウォーキング・ツアー」。
バルパライソの街を徒歩と公共交通機関で回る。
電車に2回、トローリーバスに2回、アセンソールに3回乗車。軽く50年以上は動き続いていると思われるトローリーバス。150年以上前から続いているアセントール。
古いものをとても大切に維持している。
丘に上るアセントールはとてもユニーク。軌道はあるが、傾斜式エレベーターだ。箱を斜め上方向に持ち上げる。坂が急になると箱も小さくなる。先に乗ったアセントール(写真左側)は坂の傾斜が緩やか。箱は大きく20人乗り。次に乗ったアセントール(写真右側)は坂が急。箱は小さく6人乗り。
丘を上るとカラフルな家が並んでいる。
壁の部分には様々なイラストがペイントされ青空美術館となっている。落書きも多いが。
チリワインとシーフードが美味しい、ルンルン気分にさせてくれる街だ。

※一生懸命作った千羽鶴は、「チリ軍政時代の歴史にふれる」ツワーの方が慰霊碑に持っていってくれた。

バルパライソ

バルパライソ2

バルパライソ3

バルパライソ4

折鶴153羽

久しぶりに折鶴を折った。暇に任せて1日で153羽。
この勘定で行くと、1週間もあれば千羽になる。ひとりでは、続かないからとても無理だけどね。
千羽鶴を作って、次の寄港地バルパライソのチリ軍事独裁政権時に犠牲になった人々の慰霊碑に捧げるためのもの。
チリの歴史については全然知らなかった。チリは日本と正反対の位置にある遠い国。

海鳥

陸地が近く、お魚の多い海では、船の周りに海鳥が見られる。
写真の海鳥の名前は分からない。カツオ鳥かな?
海鳥は、大洋の真ん中には、ほとんどいない。
海鳥が多い海域には、イルカやクジラがいるとのこと。
この航海で、イルカは何度か見ることができた。(ただ、写真に撮るのは難しい)
残念ながらクジラにはまだお目にかかっていない。
南極に行った人は、南極でシオ吹くクジラを見たそうだ。

海鳥

フィヨルド遊覧その2

南アメリカ大陸最南端から、ピオ11世氷河までを丸1日(約24時間)かけてのフィヨルド遊覧。
両側に続くパタゴニアの景色は人を寄せ付けない美しさを秘めている。
人家は全くない。手つかずの大自然。大切にしていきたい。
目的のピオ11世氷河は、霧のため近づけず。残念...
他の氷河に向かうが、到着する前に流氷が流れてきて、スクリューを傷つける危険があるとのことで氷河を見ることができないまま遊覧は終了。

フィヨルド遊覧その1

今回の航海のハイライト、フィヨルド遊覧。フィヨルドをピースボートで行く。
狭いフィヨルドの中を航海する。水先案内人はチリ海軍とのこと。
ウシュアイアより西にビーグル水道を行ったところに国名の付いた氷河群がある。
何故国名が付けられているかは不明とのこと。
東側から西に向けて、「オランダ氷河」「イタリア氷河」「フランス氷河」「ドイツ氷河」「ロマンチェ氷河」と続く。最後は国名ではないね。
巨大な氷河を見るのは初めて。水色をしている。すごい!!
イタリア氷河では、氷の塊が、海に落ち込んでいるところを見られた。
ドイツ氷河が一番大きい。河のように流れている感じがする。ゆっくりなんだろうけれどね。
ドイツ氷河の近くでは、氷河からの水の色と、海の色と2色になっていた。氷河からの水の色は色が薄い、白っぽかった。
通り過ぎるのに1時間ほど。風が強く、とにかく寒い!手がかじかみ、心底冷え切ってしまった。

ウシュアイアその2(アルゼンチン)

通常の寄港地は早朝に着いて夜出航だが、ウシュアイアでは次の日のお昼まで停泊。
夜は名物のカニを求めて、街に繰り出した。
お店お勧めのボイルした大きなカニを一人一杯、ワインと一緒に食した。カニみそを混ぜたペースト状のものをパンに付けて食べたが、これもまたとても美味しかった。お腹いっぱい。至福のひと時。
次の朝、パタゴニアの山々は夏だというのに新雪が積もっていた。寒い!
ウシュアイアは南極船の発着基地。何隻もの南極船が出入りしていた。
ウシュアイアは最南端の街、「世界の果て」と付くものが多い。「世界の果て博物館」「世界の果て郵便局」など。案内所に行って「世界の果て証明書」を貰った。
小さな街だがなかなかの活気があった。一番の産業はITとのこと。

ウシュアイアその2

ウシュアイアその2

ウシュアイアその2

ウシュアイアその2

ウシュアイアその1(アルゼンチン)

大西洋をどんどん南下して、南緯54度の世界最南端の街ウシュアイアに到着。
寒い!!風が強い。
ウシュアイアの街の背後には美しいパタゴニアの山々が連なる。
ツアーは、「パタゴニア・トレッキング体験」。パラゴニアの大地、高低差約300メートル、約10キロメートルのトレッキングコースを行くというもの。
防寒対策をして、バスで起点となる山小屋へ。山小屋で湿地帯を歩くための長靴に履き替える。
トレッキングコースは3つの地帯からなっていた。
1. 湿地帯
表面的にはお花や、草があるが下は苔が4メートルも重なっている湿地帯。まるでスポンジの上を歩いているよう。柔らかいところに足を踏み入れ、ひざ下まで入ってしまいガイドに助けてもらっている人も数人いた。長靴が必須な訳。
2. 森林地帯
広葉樹林帯。楡(にれ)の種類とのこと。強い風で倒れている木が多くあった。また、寒いため倒木が朽ちるのに時間がかかるとのこと。冷たく澄んだ空気が、爽快に感じられた。
3. 森林限界より上
寒い地域のため、森林限界が低い。丈の低い灌木と草が少し生えている。氷河から流れてくる川沿いに進む。氷河の水は少し砂が混ざっているそうで、ちょっと白っぽい。

目的地、エスメラルダ湖に到着。ちょっと緑かかった青の美しい湖だ。
目の前にはU字状になったカールに、氷河が残っていた。
振り返って反対側を見ると、そこにもパタゴニアの山々があり、素晴らしい景色だ。
5時間のトレッキングでパタゴニアを満喫!

パタゴニア

パタゴニア

パタゴニア

パタゴニア

まんなか発表会

クルーズは半分経過。
船内サークルの発表会が行われた。
劇団「張り扇」は日本国憲法群読。「読むよりよく分かった」と好評。
Yは「詩吟」、Aは「太極拳」「フラダンス」「オカリナ」「フォークダンス」となんと4種目に参加。

水先案内人とタグボート

大きな船の入港・出港は大変。
入港時、港に入る前にパイロット船が近づいてきて、船に横付けし、その港の水先案内人が乗り込んでくる。水先案内人の指示に従って港内を進む。
着岸地点に近づくと、タグボートが来て埠頭にきちんと着岸するように船を押したり、引いたりする。写真はひっぱっているところ。
タグボートは大体1隻。小さいけどパワーがすごい。

タグボート