2005年

今年の始まりは、5月1日(日)14:30/17:30
名古屋市東文化小劇場「今こそ平和のうたを」
戦争メモリアルセンターの設立を呼びかけるコンサート

第二部 朗読に、出演! しました。
今年は、60周年。敗戦、被爆、侵略戦争から60年の年です。
そして、愛知に戦争資料館を作る運動があることをご存知ですか。
平和のために少しでも、という気持ちで、このコンサートに参加しました。
なんと! 日本国憲法条文そのものを朗読したのです。
稽古は、老若男女いろいろな方がいて、とても楽しいものでした。

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もう一つ、被爆60年だからこその企画です。
地人会公演「この子たちの夏」7月24日(日)午後4時 1回公演名古屋市芸術創造センター

10年前にも関わりましたが、上演実行委員会に参加しました。
ヒロシマ・ナガサキをテーマに、おなじみ女優6人による朗読劇です。
出演は、大橋芳枝 大原ますみ 長内美那子 柳川慶子 山口果林 山田昌

たった1回の公演でした。残念ながら、席をすべて埋めるには至りませんでしたが、
6人の女優の素晴らしい朗読と観客の皆さんの集中力で、
圧倒的な感動の舞台になりました。
改めて、事実の重みと、舞台の持つ力を見直しました。

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そして、5月27日(金)14:00/19:00・ 28日(土)11:00/14:00
愛知県芸術文化劇場小ホール グループZERO公演
なかとしお演出「ら抜きの殺意」

です。楽しい女性ばかりのグループZEROへ2回目の参加。
おなじみ、永井愛の名作。
前回は、ケチな長屋の大家役&演出補のようなことを美女たくさんに囲まれ、
しあわせな稽古を楽しみましたが、
今回は、演出として、やっぱり。しあわせな稽古でした
おかげさまで、皆さんに楽しんでいただけ、大好評でした。

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そして、恒例夏!
今年の平演会は、8月20日(土)午後2時・午後6時半/21日(日) 午後2時
名古屋市西文化小劇場で「育子さんの夢」第22回公演
作・なかとしお 演出・前川達次郎

ということで、今年は、劇作家。
第21回公演に続いて、今年も日本の社会と未来を見据えた作品を考えました。
今年のお芝居は、教育問題です。教育基本法改正問題が背景にあるのですが、
更に、その後ろには、憲法改正が控えています。
現代日本に何が欠けていて、何が必要なのか、
そんなことを観客の皆さんと考えてみたい作品でした。
「元気をもらった」とのアンケートもいただき、私たちもますますがんばるぞ!
との思いが湧きました。ありがとうございました。

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そして、秋。
10月 22日(土)13:30/18:00・23日(日)12:30
名古屋市女性会館で遊楽演第11回公演
演出は、もちろん 私、なかとしお
お題は、再演! 斎藤紀美子作「すみれさんが行く」

現代っ子・高校生と元気なおばあさん・すみれさんとの心の交流を描いて、絶品の舞台。
7年前に遊楽演で公演した作品を再演しました。
お客さんも沸いて観て頂いて、大好評。
元気をもらったとの感想が多数届き、逆に私たちが元気をもらっちゃいました。

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秋は。もう1本
11月25日(金)19:00・26日(土)14:00/19:00
27日(日)14:00 千種文化小劇場で
劇工房創芝社 公演 あの「ファイティング・マザー」の唐沢伊万里が書き下ろし!
「ハーフムーン」

脚本ができあがってきて、稽古がはじまりました。
さあ、どんな舞台になるのか、まだ誰も分からなかったのですが、
若いお客さんに大好評。
必死に愛を確かめる、その姿が共感を生みました。