2004年

今年の始まりは、3月6日(土)から7日(日)まで
名古屋市天白文化小劇場 創芝社プロデュース公演
唐沢伊万里作・深山義夫演出
「ファイティング・マザー/マダム・ノアールの占い事件簿」

でした。名古屋市文化振興事業団からの依頼で、第19回名古屋文化振興賞入選作品です。
へちまの会など、若い役者を起用しての2本立て公演。
私は、音響担当ですが、さあ、どういう舞台になるか、楽しみでしたが。
お客さまに、実に良く笑っていただき、楽しんでいただき、泣いていただいた
大好評の舞台となりました。
作家・演出家・スタッフ・役者の力が、そして観客の心が
相乗作用で良い方向に働いたのが、好評の原因でしょう。
ありがとうございました。

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そして、今年の初出演は、5月8日(土)14:00/18:30・ 9日(日)11:00/14:00
愛知県芸術文化劇場小ホール グループZERO公演
岡田和彦作・演出「物見遊山江戸噺」

でした。楽しい女性ばかりのグループZEROへ初参加。
おなじみ、落語三題を組み合わせた愉快な江戸噺。
私は、ケチな長屋の大家役。美女たくさんに囲まれ、しあわせな稽古を楽しみました。
たくさんのお客さんに観ていただいて、幸せな舞台でした。

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次は、舞台監督・なかとしお

なんと! インド舞踊
6月9日(水)午後7時
愛知県芸術劇場 小ホール
インド舞踊塾 櫻井暁美とギータンジャリダンサーズ
徳島公演・名古屋公演開催
古典・民族・創作インド舞踊公演「インド舞踊物語」
~My World of Indian Dance~
芝居とは違う楽しさがありました。

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そして、恒例夏!
今年の平演会は、8月21日(土)午後2時・午後6時半/22日(日) 午後2時
名古屋市西文化小劇場で「手のひらを太陽に」第21回公演
作・安藤明日香 演出・なかとしお

ということで、今年は、演出。
第20回公演に続いて、今年も日本の社会と未来を見据えた作品を考えました。
今年のお芝居の背景には、いじめ問題が描かれるのですが、
今の日本に何が欠けていて、何が必要なのか、
そんなことを観客の皆さんと考えてみた作品です。
「セミ・ミュージカル」と銘打った平演会初の本格的歌・踊入り芝居。
これも、さあ、どういう舞台になるか、楽しみだったんですが、
観客の皆さんにも大いに楽しんでいただき、大好評の舞台となりました。
ありがとうございました。

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そして、秋。
10月23日(土) 15:00/18:30・24日(日)12:30
名古屋市女性会館で、遊楽演第10回記念公演
演出は、もちろん 私、なかとしお
そして、ナント! 作・なかとしお
お題は、「アラビアンナイト」!

4月、ついに恐れていた事態が発生しました。日本の民間人3人が拘束。
無差別テロは、もちろん卑劣な許せない行為ですが、
この事態を招いた、原因を作った、自衛隊派遣が大問題です。
イスラムとの共生・平和的共存を願って、
世界的文化遺産である「千夜一夜物語」を贈りました。

やって楽しい見て楽しい「遊楽演」公演は、本格的音楽劇に挑戦しました。
これも又、どういう舞台になるか、楽しみでしたが、
見事にやってのけ、大好評のうちに幕。
1000人弱のお客様に楽しんでいただきました。

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そして、もう1本。
11月12日(金)~14日(日)七つ寺共同スタジオ
劇団ルインコニュ公演 演出は、 私、なかとしお
出し物は、名古屋初お目見え
宇都宮裕三作「ゴッホからの最後の手紙」

若手の意欲的な劇団が、とても面白い、でも少し背伸びしなければならない作品に挑戦しました。
その心意気に惹かれ、演出をしました。
これから名古屋の演劇の一翼を担おうとする
意気盛んな若者たちががんばりました。