2002年

今年の始まりは、7月15日から20日までの劇工房 創芝社公演でした。昨年の延長で、
アトリエあうんの麻創けい子さんと組んで、松田正隆作品を舞台化しました。しかも、三作品 一挙同時上演!でした。こちらも、役者。悲しい事実を告げなければならない医者の役でした。おかげさまで、たくさんの方に観ていただいて、大好評!

昨年は、何と言っても、9月の同時多発テロに発するアメリカの報復戦争と日本政府の追随が最大の社会問題となりました。もうすぐ、1年になります。自身がテロ国家であるアメリカが、テロ報復を言う資格はないと思うのですが、アメリカは更にイラクへの先制攻撃をねらいつつあります。
だからこそ、今年の「平演会」(8月17,18日、西文化小劇場)は、その問題を真正面から取り上げて、劇化しました。
題名は、「アーティクルナイン」。
何だ、どういう意味だ? お出かけいただいて、その疑問を解いていただけましたか。
今年は、平演会では久しぶりに役者として出演しました。旅行会社のリストラされる支店長。ひげを落として、普段着たことがほとんどない背広を着て、変身しました。楽しい稽古と本番でした。

恒例、やって楽しい見て楽しい「遊楽演」公演は、初のリーディングシアターに挑戦。
出し物は、宮沢賢治「注文の多い料理店」
 しかも、おまけ付き!
何が出てくるか分からない遊楽演。
おまけは、「どんぐりと山猫」の群読でした。
ナント、900人近いお客さんに観て頂いて、大好評の舞台となりました。